【挙式当日⑪】披露宴 部活仲間たちによる余興

ウェスティンホテルでの挙式当日レポート、前回の記事の続きです。

今回は、私にとっての披露宴のメインだった、中高時代の部活仲間たちによる余興についてご紹介します(その他の記事はBlog Indexからもご覧いただけます)。

※記事内の写真は、すべてTOMY PHOTO STUDIOのTOMYさんに撮影いただいたものです。

 

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余興その1:ムービー

披露宴真っ只中に疲労で意識朦朧としていた私でしたが、

フォトラウンドが終わり高砂に着くとすぐに、スクリーンの前に用意された椅子に案内されました。

 

いよいよ、中高時代の部活仲間たちが用意してくれた、余興ムービーの始まりです。

「余興のムービーを作ってほしい」とお願いしたのは私なので、ムービーがあることはわかっていたのですが、中身は完全なサプライズ

プロフィールムービーも作ってくれた親友に取り纏めをお願いし、この日まで本当に楽しみにしていた瞬間でした。

まずは私が中高時代5年間所属していた部活や、部活内で私がしていたことについてのムービーが流れました。

今となっては恥ずかしい写真ばかりで思わず笑ってしまいましたが(笑)、この時点からとっても手の込んだムービーで、先の展開にわくわく。

総勢50名以上が所属していた、校内でも一番規模の大きな部活。

私たちの学年は9人いて、決して多い人数ではないけれど、

大人になってからはみんな多方面で活躍していて、おそらくもう10年弱、全員が同じ場所に揃う、ということはなくなってしまっているのですが、

当たり前だけれど当時は部活中や学校行事の最中など、何かにつけて9人で撮った写真がたくさんあって、

学生時代、当たり前だったことがどんなに貴重なことだったかを実感し、感慨深くなってしまいました。

 

部活紹介ムービーが終わった後に流れ出したのは、私たちの部活ではみんなが知っている、ミュージカル『コーラスライン』の「ONE」という曲。

この曲が流れた時、一瞬「え、みんなここで踊るのかな!?」とどきどきしましたが(笑)、

画面に現れたのは、これまた私たちの部活ではほぼみんな一度は手にしたことがあるであろう、小道具のシルクハットでした。

そしてこのシルクハットを、「今から届けに行きます」と画面にメッセージが。

 

赤いリボンのついたシルクハットを画面の中でまず手に取ったのは、部活仲間の1人。

それから曲にのせて、学校や駅、みんなで座ってスタバのドリンクを飲んだ思い出の階段(笑)などを背景に、

みんながうたったり踊ったりしながら、シルクハットをパスしていく映像が流れました。

 

これがまた本当に手の込んだ素晴らしい作りになっていて、懐かしさで感動するのはもちろん、

みんないそがしい中、こんなに何回も集まって撮影してくれていたんだな…と思うと本当に感動。

何がすごいって、私の結婚式シーズンはたまたま、部活仲間の妊娠・出産ラッシュだったので、

みんな生まれたばかりの子どもを抱きながらとか、大きいお腹を抱えながらとか、

それぞれの大変な事情があったはずなのに、すごく頑張ってくれたのです。

 

いろいろムービーを作り、余興の取り纏めをしてくれた親友もその1人。

この子は妊娠中にも関わらずムービーの構想を練ったり、撮影や編集をしてくれて、

そして出産1ヶ月後にも関わらず披露宴に参列するという偉業を成し遂げてくれ、

せっかくの産休や出産前後の思い出が私の結婚式で奔走したことだらけになってしまったのでは…と思うと本当に申し訳ないのですが、、

すべてを快く引き受けてくれたこと、本当に嬉しかったです。

撮影その他もろもろ、この子の旦那さんにもたくさん協力してもらいました。

本当に優しくて素敵な夫婦に感謝しています。

 

ちょっとムービーから話がそれてしまいましたが、

その後、更に驚くべきことに、画面にはとってもお世話になった先輩方、かわいい後輩たち、そして顧問の先生たちまで登場してくれました。

シルクハットを手に、お祝いのコメントをくださった皆さん。

これには本当に驚いて、思わず涙があふれました。

部活同期の息子くんも参加♡

 

そして一番驚いたのはムービー終了間際。

画面に急に、恵比寿ガーデンプレイスが映し出され、ガーデンプレイスから手を振っている部活仲間たちの映像が。

何が起こっているのかわからず、ただただ驚く私の前で、次に映し出されたのはウェスティンホテルの入り口

そして仲間たちが、シルクハットを手にホテルのロビーを歩いて行く様子。

シルクハットがホテルのスタッフさんたちに手渡されたところで、ムービーは終了。

「みんなウェスティンまで来てくれてたの!?」と、思いもよらなかった事実に、しばし呆然とする私。。

 

そしてホテルの方に声をかけられ、椅子から立って振り向いた私たちの目に映ったのは、

スタッフさんが、これまで映像で目にしていたあのシルクハットを届けに来てくださった姿でした。

そして、そのシルクハットを受け取った瞬間の写真。

みんな私が赤いドレスを着ることなんて知らないはずなのに、示し合わせたようなシルクハットのリボン!(笑)

 

何度も話し合い、ぶつかり合う中で多くの時間を共にして家族のようになった部活同期、

先輩、後輩、顧問の先生。

いろいろな人の手を渡って、いろいろな人の想いを運んできてくれたシルクハット。

あまりにも愛おしくて、手にした瞬間、また涙があふれました。

挙式当日、もっとも泣いたのはこの場面です。

あまりに嬉しくて幸せで、実はこの時、「誰が私たちにシルクハットを手渡してくれたのか」すら記憶になく、後から写真を見て思い出しました(笑)

そのくらい、夢見心地だった瞬間。

さっきまでの疲労がいつの間にか吹き飛び、私は再び元気になっていました(笑)

 

この記事を書くに当たってあらためてムービーを見返したのですが、見返す度、この時の幸せな気持ちがよみがえります。

ずっと残るかけがえのない思い出と、素晴らしい仲間たちを私に与えてくれた大好きな部活。

この時のムービーとシルクハットは、私の生涯の宝物です。

余興その2:歌

余興ムービーの後、また歓談の時間があり、友人たちと再び高砂で写真を撮ったり話したりして、披露宴は次の余興へ。

余興は再び私の部活の親友が担当してくれたのですが、今度の余興は歌。

部活に入る前、それこそ小学生の時から仲の良かった親友が、心が洗われるような美しい「You Raise Me Up」をうたってくれました。

むかしからとっても歌が上手で、「結婚式の時は絶対この子に歌をうたってもらいたい」と思っていたので、

ここでも夢がひとつ叶い、本当に幸せな瞬間でした。

あまりの上手さに、うたい終わった後、会場がざわついたほど(笑)

 

部活仲間たちが担当してくれたこの2つの余興は、他のゲストの方々からも本当に評判が良くて、

私だけでなく皆さんに楽しんでいただける余興の時間になったことが、本当に嬉しかったです。

 

さらりとご紹介するつもりが、ついつい熱がこもって長い記事になってしまいました(笑)

 

披露宴も、いよいよお開きの時間が近づいてきました。

次の記事へ続きます。

 

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